
私のノート遍歴『最強のノート! Leuchtturm1917を紹介します』
私のノートに対するこだわりや今まで愛用してきたノートたちを、前回紹介しました。
私のノート遍歴『かつて愛用していた素敵なノートたちをご紹介します!』
今回は、現在愛用しているノート、私にとって最高で最強のノート『Leuchtturm1917』を紹介します。日本語で書くとロイヒトトゥルム1917。ちょっと呼び慣れない名称ですが、ロイヒトトゥルムはドイツ語で灯台という意味で、1917年にドイツで生まれた小さな工房がその起源になっています。
1917年に創業。高品質のステーショナリー製造において、100年以上の経験を持つLEUCHTTURM。
製品への愛情、機能的なディテール、優れた品質、豊富なカラーバリエーションを特徴とするLEUCHTTURM1917の特徴は、何よりも明確なデザインであり、多くの賞を受賞しています。
LEUCHTTURM1917は「思考は言葉、文章、イメージに発展する」という信念に導かれています。思い出は物語になる。アイデアはプロジェクトに発展する。メモはインスピレーションを与える。私たちは、手で書き、理解し、学び、見て、考えるのです。
公式HPより
日本では、2008年から本格的に販売されているようですが、私は使い始めたてから10年以上愛用し続けています。
ロイヒトトゥルムの魅力
私が愛用しているのは、ミディアムサイズ(A5)のノートです。145mmx 210mmと使いやすいサイズでいろいろ書き込んだりするのに十分なスペースがあります。ハードカバーとソフトカバーがありますが、ハードカバーのものを使っています。数が増えてきても、同じサイズに統一されていてハードカバーであれば美しく収納できます。

1. シンプルで使いやすいシステム
さすがドイツ製と思わせてくれるのが、シンプルで使いやすいシステムが確立されていること。たかがノートと言っても、基本的な使い方を理解した上で用意されているシステムがあると、使い勝手が全く変わってきます。そしてこのシステムは登場して以来、ずっと継承されているので長く使っていても安心感があります。
①選べる罫線
罫線は、無地、ドット、横罫、方眼の4種類があります。私の好みはドットです。横罫や方眼は線がくっきりしているので見やすいのですが、文字やスケッチを描くときにどうしても罫線に影響されてしまって自由に書きづらい気がします。ドットであれば、縦横のガイドにはなるので、好きなように線を描いたり、表をつくったりすることもできるので気に入っています。
用途や自分の使い方に合わせて罫線を選べるのがいいですね。
②目次
オリジナルの目次をつくるページが用意されています。制作された年によって、ページ数が2ページと4ページのバリエーションがあるのですが、私は4ページは欲しいので、2ページのときは、自分で追加で目次ページを足しています。目次ページには、ページとタイトルを記入する欄があり、使ったページとタイトルを記入していきます。
こうしておけば、後になってノートの内容を探すときに、目次ページを使えば素早く目的のページを見つけることができます。

③ノンブル
最初にロイヒトトゥルム1917を使ったときに、一番感動したのが各ページにページ番号(ノンブル)が印刷されていたこと。予めノンブルが振られているので、スムーズに目次にページを記入できます。ロイヒトトゥルム1917以外のノートを使うときは、ノンブルも目次ページもないことが多く、自分でノンブルを振って目次ページをつくって対応しています。

④2つのブックマーク
ブックマークがあるノートもありますが、2つのブックマークが用意されているノートは多くありません。2つブックマークがあると思いのほか便利です。

⑤ノードバンド
カバンの中でノートが開いてしまって、ページが破れたりシワになるのを防いでくれます。ノートの色と共色なので、見た目の美しくて素晴らしいです。

⑥マチ付きポケット
ノートにチケットやメモなどを挟んで保管したいことがよくあります。ロイヒトトゥルム1917は、最後の見返しにマチ付きポケットが標準装備されていて、ロイヒトトゥルム1917を紹介している小さなカードが入っています。このポケットが便利で、ちょっとしたメモや予備の名刺を入れておくことができます。

⑦ラベルステッカー
表紙と背表紙に貼るためのラベルステッカーが付属しています。ノートを使い終わったら、ラベルにタイトルや使用期間を記入して貼っておくと、後で探すときにインデックスとして便利です。

2. 重厚でタフな装丁
ロイヒトトゥルム1917を使うのであれば、ハードカバーがおすすめです。豊富なカラーバリエーションが用意されていて、カラーを選ぶ愉しみがあります。このハードカバーはとても頑丈で、中のページをしっかり保護してくれます。装丁もしっかりしていて、私が今まで使ってきた中では解けてきたり型崩れしたりしたことはありません。
3. 上質な紙、万年筆との抜群の相性
万年筆を使うときは、紙との相性が非常に重要です。特にインク抜けしてしまうか、書き心地が良いのかどうかといった紙のクオリティーの点で、ロイヒトトゥルム1917は他の追随を許しません。
4. 感性を刺激するカラーバリエーション
ノートは常に手元に置いておく身近なステーショナリーです。ロイヒトトゥルム1917は、カラーバリエーションが豊富で、その時の気分で選べる楽しさがありますし、毎年様々なスペシャルエディションが発売されます。



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ロイヒトトゥルムの使い方
ロイヒトトゥルム1917は、基本的にシンプルでプレーンなノートなので、自分で自由にカスタマイズして使っています。その自由度が魅力であるとも言えるでしょう。
私は、バレットジャーナルでタスク管理をしています。ドット罫のノートは、バレットジャーナルのタスク管理にぴったりですが、バレットジャーナルに特化してカスタマイズされたバレットジャーナルエディションも用意されています。これを使ってみようと思ったこともありますが、シンプルなノートでバレットジャーナルのタスク管理をしています。
アイデアを形にするためのブレインストーミングや、概念図を描いて考えをまとめるなどいろいろな使い方をしています。私のように使い方のバリエーションがいろいろある場合は、シンプルなノートをベースにして適宜カスタマイズして使うのが柔軟性があって便利だと思います。

バレットジャーナル 人生を変えるノート術
まとめ
ロイヒトトゥルム1917は、他のノートと比較すると、正直言って少々高価なのは否定できません。とは言っても、自分のパーソナルな時間をかけて文字やスケッチを書くノートは、他の出費と比較しても投資する価値があるものだと思うので、これからも使い続けたいと思っています。
たまに他にもっと良いノートはないものかと思って探してみることもありますが、ロイヒトトゥルム1917を超えるノートには出会えていません。もし、おすすめのノートがあれば、ぜひご紹介いただけるとうれしいです。
それでは。。。

