【日本の陶磁器を訪ねて】クラフトフェアまつもと 2024 その1「クラフトフェア概要」


【日本の陶磁器を訪ねて】クラフトフェアまつもと 2024 その1「クラフトフェア概要

「クラフトフェアまつもと」とは

今年は、「クラフトフェアまつもと」に是非いきたいと思っていて、行こうと決めていました。今日は、2024年の開催概要を、簡単に紹介していきましょう。

概要

「クラフトフェアまつもと」は、長野県松本市で、毎年5月末に開催されているクラフトフェアです。220以上のクラフト作家の作品が並びます。日本で最も長い歴史を持つクラフトフェアで、今年は40周年という節目の年になります。

一方で、日本で最も歴史がある有田陶器市(詳しくは、「有田&波佐見の陶器市に行ってきました その1」をご覧ください。)は今年で120回目です。それと比べると、クラフトフェアは陶器市より歴史が短いですが、幅広い分野にまたがるクラフトフェアが40年前に始まったというのは、すごいことだと思います。

クラフトフェアまつもとHP

クラフトフェア まつもと (@craftsfair_m) / X

クラフトフェアまつもと (@craftsfair_matsumoto) – Instagram

開催期間

今年の開催期間は、

5月25日(土) 10:00~17:00
5月26日(日) 10:00~16:00

この2日間でした。

会場

会場は、「あがたの森公園」(長野県松本市県3-2102-4)という松本市の中心部に位置している公園です。約61,000m2の敷地内には、「旧松本高等学校」を活用した「あがたの森文化会館」、「多目的広場」や「平和ひろば」などの施設があります。

新まつもと物語(あがたの森公園の紹介ページ)

会場マップ(クラフトフェアまつもとHPより)

クラフトフェアまつもと 会場マップ

クラフトフェアのエリアは、図のように8つの出展場所があります。会場の中央には池があって、小さな川が流れていたり、大きな広場や木が茂っているエリアもあり、緑に恵まれた環境の中で開催されます。とても気持ちいい会場です。

出展作家・出店飲食

「クラフトフェアまつもと」の出展作家と出展飲食は全264組で、厳しい選考を経て選ばれています。分野は多岐にわたり、陶磁、木工・漆、染織・フェルト、ガラス、金属、皮革、その他の素材、食品、クラフトスクエアとなっています。今までも各地の陶器市で作家さんと話して聞いたのですが、「クラフトフェアまつもと」の競争率はとても高く、狭き門だということでした。それだけに、作品のレベルはとても高いと言えるでしょう。

出展者リスト

クラフトフェアまつもと 2024 出展者リスト

「工芸の五月」

「工芸の五月」は、2007年にスタートしたイベントです。毎年五月を「工芸月間」として、松本のさまざまな会場で工芸の企画展が開かれます。「クラフトフェアまつもと」は、会場が限定された2日間の作家さんが出展するイベントですが、「工芸の五月」は市内各所で、展示やフィルム上映会、ワークショップ、街歩き企画、ギャラリーやショップにおける作家の作品展などが開催されます。松本の街並みを楽しみながら、各イベントをはしごする楽しみがあります。

「工芸の五月」ホームページ

工芸の五月HP

「まつもとクラフトナビ」

「まつもとクラフトナビ」は、松本のクラフトに関する総合情報提供サイトです。イベントや企画展、ギャラリー・ショップ、カフェ・飲食店、そしてガイドマップ「まつもとナビマップ」などの充実したコンテンツがあります。素敵なイラストが気分を盛り上げてくれますよ。

NPO法人 松本クラフト推進協会、松本経済新聞などのサポート体制が充実していて、松本城の城下町として栄えた歴史文化のある街としての面目躍如たるところですね!

「まつもとクラフトナビ」ホームページ

まつもとクラフトナビ

「まつもとナビマップ」ページ
「まつもとナビマップ」詳細ページ

まつもとナビマップ

「クラフトフェアまつもと」を楽しむための情報は、だいたい揃いました。次回からは、いよいよ東京を出発して、イベント会場に向かいます。

▶️【日本の陶磁器を訪ねて】クラフトフェアまつもと 2024 その2 につづく・・・

タイトルとURLをコピーしました