【日本の陶磁器を訪ねて】益子 春の陶器市に行ってきました その１
益子陶器市の紹介
2024年のGWの前半は、佐賀県有田町の「有田陶器市」と長崎県波佐見町の「波佐見陶器まつり」に行ってきました。（→詳しくは、有田＆波佐見の陶器市に行ってきました その１ をご覧ください）日本のあらゆるイベントは、GWに重なっています。いろいろ調べて、後半は「益子陶器市」に行くことにしました。益子は、東京から近いこともあり、いつでも行けると思ってしまうせいか、今までちゃんと見たことがありませんでした。
益子町は、栃木県南東部に位置する町で、江戸時代末期から陶器の産地となり、「益子焼」で知られています。「益子陶器市」は、1966年（昭和41年）から開催されていて、例年、春のGWシーズンと秋の11月上旬の年2回開催されています。春は特に人出が多く全国から約40万人、秋は約20万人が訪れます。販売店約50店舗、テント約600が立ち並びます。
2024年の開催時期
■春の陶器市 2024年4月27日(土)～5月6日(月・祝)
■秋の陶器市 2024年11月2日(土)～11月5日(火)
【公式】栃木県益子町 観光インスタグラム on Instagram
益子陶器市へのアクセス
東京から益子陶器市までのアクセスは、電車の場合なかなか大変です。
東京駅から東北新幹線を使って宇都宮まで行った場合は、そこからバスで益子町まで行って約２時間、上野東京ラインを使った場合も、途中バスを乗り継いで真岡鐡道で「益子駅」までで約３時間など。いくつかの行き方がありますが、陶器を持ち帰ることを考えるとちょっと厳しいです。
バスの場合は、「関東やきものライナー」という便利な高速バスがあって、秋葉原駅から笠間・益子まで運行して、お値段も片道2,250円とリーズナブルです。しかし、残念ながら本数が限られていて、その時間に縛られてしまいます。
車の場合は、東京から宇都宮まで約２時間。宇都宮からは約40分です。電車やバスと比べて、所用時間はそれほど変わりませんが、買った陶器を持ち帰ること、行動が自由になるメリットを考えて、自家用車で行くことにしました。
初日は、宇都宮駅前に泊まりました
一番困ったのは、ホテルの予約でしたね〜
「有田陶器市」のときも同様でしたが、GW期間中のホテル確保は本当に大変なんです。さらに陶器市などのイベントに行くとなると、周辺のホテルは軒並み満室で、予約は困難を極めます。今回行くのを決めたのが、開催時期の直前だったこともあり、ホテルはなかなか取れませんでした。ずっと探し続けて、ようやく予約が取れたのが「カンデオホテルズ 宇都宮」でした。
カンデオホテルズに宿泊するのは、今回が初めて。
調べてみると、「カンデオ」の由来はラテン語で「光り輝く」という意味で、上質さと機能性を両立した「唯一無二の４つ星ホテル」というコンセプトとのこと。2005年に設立されたという比較的新しいホテルチェーンです。特徴は、ホテルチェーンで唯一、全施設にスカイスパを完備していることのようです。
お部屋のお値段は、GW価格で通常よりもちょっと割高でしたが、時期的に致し方ないところ。「カンデオホテルズ 宇都宮」は、2022年8月開業と比較的新しいので、ホテルの建築や設備自体は綺麗で快適でした。宇都宮駅東口の再開発施設ウツノミヤテラス内にあり、駅施設と直結、すぐ隣に立体駐車場があるなど、利便性は高かったです。
東北自動車道を２時間ほどドライブして、無事に宇都宮駅前に到着。宇都宮駅東口の駅前は、タクシー乗り場と一般車の車寄せが錯綜したちょっと不思議なかたちをしています。そして、その道は、大きな街区のまわりを一方通行で回れるようになっています。最初はどう走っていいか、本当に迷ってしまいました。
目的地である「カンデオホテルズ 宇都宮」が入っている「ウツノミヤテラス」は、この大きな街区の中にあって、その周囲を一方通行の道路が回っている形だったんですね。
ホテル専用ELVで、スカイロビー形式のエントランスロビーに上がって、チェックイン。宿泊室に入って一休み。ロングドライブで少し疲れていましたが、お腹も空いています。せっかく宇都宮に来たので、餃子を食べることに。あまり遠くには行きたくなかったので、「ウツノミヤテラス」内の「宇都宮みんみん」に行ってみました。
「宇都宮みんみん」は、さすが人気店！待っているお客さんの列にドッキング。でも回転は早く、10分少々で案内されました。宇都宮餃子を堪能しようと、焼き餃子、水餃子、揚げ餃子などを注文。宇都宮フードを堪能しました！
明日は、いよいよ「益子陶器市」の本番です。早めにホテルを出発して、良い作品をゲットしたいと思います！
▶️【日本の陶磁器を訪ねて】益子 春の陶器市に行ってきました その２ につづく・・・
