夜の空間を演出する素敵な光!|『クリスタルテーブルランプ』に辿りつくまで
夜の雰囲気を大切にしたい!
私たちは、夜の雰囲気づくりにこだわりがあります。それは、夜のディナーやお酒を飲む時の空間の雰囲気、特にライティングのこだわりです。照明が明るすぎたり、光の色温度がオフィスの照明のように青白い光だったりすると、ガッカリします。
空間の雰囲気は、光が決定的な役割を果たします。昼であれば、太陽光が強いので、太陽光がどのように空間に入ってくるかが大事です。直接当たる光なのか、どこかに反射した光が入ってくるのか、上からの光なのか、下からの光なのか、天候や太陽の光の入り方、時間帯、建築や周囲の環境に大きく影響を受けるものです。
一方で、夜になれば、太陽光はありません。照明器具からの人工光、つまりライティングが空間の雰囲気を決定づけます。外出先であるレストランやカフェなどの空間は、自分がライティングを決める訳にはいかないので、それを受け入れるしかありません。
でも、自分の家であれば、自分でライティングを決めることができます。自分たちが好きなライティングにしない手はない!ということで、ずっとこだわってきました。
最初は白い『ボール型ランプ』
ライティングを意識するようになってから、最初に選んだのは、乳白ガラスのボール型のテーブルランプでした。ツマミを回すと明るさが変化する調光機能が付いてるタイプです。自分の好みどおりに明るさを調整できるので、気分次第で雰囲気づくりが出来て、とても便利でした。
ただ、それだけだと部屋全体を照らすのが難しいので、フロアスタンドを壁に向けて点灯したり、他にも照明器具を足したりしていました。オフィスのように天井からの強い光で、部屋全体を照らすのではなく、小さめの光源を複数点灯して、間接照明的な考え方でライティングをするようになりました。
揺らぎのある『キャンドルの光』に魅せられて
次に興味を持ったのは、キャンドルの光です。キャンドルの光は、照明器具の光源と違って、燃焼の具合や空気の動きの影響を受けるため、揺らぎが生まれます。そんな揺らぎのあるキャンドルの光を見ていると、何とも言えないホッとした気分になります。これにハマりました。
いろいろなタイプのキャンドルを入手して、あちこちに置いていきました。キャンドルの光を使うと、実に豊かで心地良い空間が生まれます。しばらくは、そんなキャンドル中心の環境づくりを楽しみました。
ただ、いくつかの問題がありました。
1つ目は、キャンドルは生の炎なので、火事のリスクがあること。ちゃんと消えているのか不安になることもありました。消した後に煙の臭いが残ったり、キャンドルによっては匂いつきで、匂いが混ざり合ったりします。
2つ目は、思った以上にキャンドルを消費してしまうことです。暗くなってからずっとキャンドルを使っていると、かなり大量のキャンドルを使います。高価なキャンドルは一部だけにして、無印良品の「キャンドル ミニ」という薄いアルミケースに蝋が入ったキャンドルを、オシャレなキャンドルスタンドに入れて使ったりしました。「キャンドル ミニ」は比較的安価なのですが、毎日のように使っていると、出費もバカにならなくて。。。
3つ目は、大きな立派なキャンドルは、最後まで使えないことが多いことです。最初は、形や色が綺麗で見栄えがいいのですが、だんだん溶けて形が変わって見栄えが悪くなって、意外に最後まで使えないんです。残ったロウが再利用できるといいんですが。
『キャンドル型ライト』を試してみた
次に考えたのは、キャンドル型ライトです。丁度、LEDを使った揺らぎがあるタイプのものが、出始めていたので、そんなキャンドル型ライトを使ってみた時期があります。
でも、人の認知能力ってスゴイんです。ニセモノはニセモノって感じてしまうんです。騙されないというか。キャンドル型ライトの時代は、長くはありませんでした(^^)
キラキラした雰囲気を生み出す『クリスタルテーブルランプ』
そして、最後に辿り着いたのが「クリスタルテーブルランプ」です。熟練した職人が丁寧にカットしたクリスタルガラスの中に、コンパクトな LED光源があって、鏡面メタルリフレクターで反射された光がクリスタルガラスを通って、美しい光の投影を生み出すというもの。
決して安価ではないですが、電源は充電式で2~3時間充電すれば、10時間以上は点灯します。ケーブルレスなので移動は簡単。とても便利なんです。発売されてすぐに購入したのですが、当初から高級レストランなどにはいち早く導入されていました。
使い始めてからかなり時間が経っていて、毎日のように充電していますが、まだバッテリーは弱っていません。そのうち交換が必要になると思いますが、キャンドルを大量に消費するよりは、遥かに安上がりです。CO2も発生しないし、地球環境にも優しい気がします。
もちろん、「クリスタルテーブルランプ」だけでは光量が足りないので、いろいろなタイプのランプを併用して、ライティング環境をつくっています。このランプは、主に自分たちのそばに置いて、キラキラした華やかな雰囲気づくりに活躍してくれています。
さて、そんなワケで、今日は私たちのライティング遍歴をご紹介しました。いかがでしたか?
何かのご参考になれば嬉しいです。
それでは。。。