前代未聞の大盛況ぶりにびっくり!!『第110回 益子秋の陶器市』


空前の大盛況ぶりにびっくり!!『第110回 益子秋の陶器市』

2024年11月2日から4日まで開催された「第110回 益子秋の陶器市」に行ってきました。

今年は、GWに開催された「益子春の陶器市」に続いて2回目の訪問です。

初日は台風の影響でかなり激しい雨だったので、2日は会場周辺をちょっと見る程度で、3日に天候が回復してから回ろうという考えでした。

開催概要


「益子春の陶器市」の会期が、10日間あったのに対して、「益子秋の陶器市」は、4日間と半分以下の期間でした。しかも台風接近のニュースもあって、ちょっと心配しましたが無事に開催されました。

益子秋の陶器市

開催日:2024.11.2(土) ▶︎ 11.5(火) 
時間 :9:00 ~ 17:00(最終日 16:00)
場所 :栃木県芳賀郡益子町 

販売店約50店、約600のテントが並ぶ日本でも有数の陶器市です。

益子南通りという通り沿いを中心に、「城内坂」という交差点からうつわのお店やテントが並び、益子陶芸美術館周辺の陶芸メッセ周辺も会場に含まれています。益子町の中心部全体という感じのとても広い範囲が会場になります。

益子陶器市オフィシャルHP

益子へのアクセス 今回は大誤算!

益子は、正直に言って交通インフラが良いとは言えません。

最も便利なのは、自家用車を使って直接会場周辺の駐車場にアクセスすることです。とはいえ、駐車場も限りがあります。会場周辺の道路は、ずっと渋滞しているので、駐車場に停められないと身動きが取れなくなってしまいます。

前回の春の時には、午前9:00頃には会場周辺に着いて、ちょうどいい感じで駐車できました。その時点では、近くの駐車場にも、まだちらほら空きがありました。

その経験があったので、3日の益子到着は午前9:00前を目標にして、ほぼ予定通りに到着しました。しかし、益子に近づくにつれてかなり道路が渋滞してきて、結局駐車場に停めることはできず、1時間近く駐車場を見つけるために、渋滞している路上をうろうろすることに。

いや~、本当に困りました。

悩んだ末にとった行動は、真岡鐵道の益子駅の隣駅の北山駅の駐車場に車を停めて、真岡鐵道で益子駅まで来て、そこから徒歩で1kmほど歩いて陶器市会場まで行くこと。

そこからは迅速に行動して、逆方向だったこともあり、北山駅にはスムーズに到着。時刻表によれは1時間に一本しかなく、30分以上待ってから北山駅から益子駅まで、ひと駅分乗りました。同じように考えた人たちも何組かいて、しばらくホーム上で話したりしましたね。

北山駅の時刻表 1本逃すと1時間待ち・・・

2時間ほどロスしてしまいましたが、周辺の道路はその後もずっと終日大渋滞が続き、車で来た人は大変だったと思います。益子でお店の方に聞いても、こんなに混んだことは今までなかったとのことでした。会期が短いこと、初日が大雨だったことが影響したのだと思います。その後、3日から5日まではお天気に恵まれたので、初日の雨の反動もあったのでしょう。

このように鉄道を利用するのが、2つ目の方法。

そして3つ目がバスを利用する方法です。バスを利用する方法は、益子春の陶器市のときの投稿を参照してください。それ以外にも、新宿や横浜などから日帰りバスツアーが企画されているようなので、そちらも参照してもらうといいと思います。


【日本の陶磁器を訪ねて】益子 春の陶器市に行ってきました その1

益子へのアクセス/直行バス

陶器市レポート

「益子陶器市ガイド」自分たちの歩いたルートをプロットしてみました。

真岡鐵道の北山駅から益子駅まで鐵道に乗って、益子駅から出発しました。

真岡鐵道 北山駅 無人駅で、改札口もありません。のどかです。
逆方向にやってきた列車は、ディーゼルのたった一両。しかも単線です。私たちが乗ったのは二両編成でした。
真岡鐵道 益子駅 かなりの混雑ぶり。

駅からてくてく歩いて、途中のカフェで少し早めのランチ。会場エリアには、レストランやテントで食べ物を売っているお店もありますが、いつもとても混雑して並んでいるので、食事にありつくのにも一苦労です。少し離れた場所にあるカフェは空いていて、待たずに食べられました。それでも私たちの後にランチメニューは売り切れになっていました。

途中で見かけたブックカフェ「本と珈琲」。とても素敵でした!
カフェ「pejite」ヴィンテージ家具やうつわを販売しています。
「pejite」で頂いたランチメニューのオムレツ。ローストチキンと美味しいソースが素晴らしかった!

そこから鹿島神社前を通過して、陶器市会場のエントランスになる城内坂交差点に。益子駅からここまで約1kmほどの距離です。ここからは、いつもにも増して車道も歩道も混雑していました。でも、お祭りのような活気と高揚感があって、楽しい雰囲気でした。

目抜き通りの入り口にあるギャラリー「陶庫」。大谷石のファサードが特長です。車道も歩道も大混雑!

来ているお客さんも、老若男女、家族連れからカップル、仲間で一緒に見ている人など、いろいろでしたね。道ゆく人を見ていると、気になって手に取るうつわは、人それぞれ。みなさん、自分の好みとライフスタイルに合わせてうつわを選んでいます。

私たちが好きなのは、作り手の個性が感じられて、自分たちが好きな色合いやフォルムをしているうつわたち。どちらかというと個性が際立っていて、そこに魅力を感じるうつわが多いと思います。作家さんが自ら販売しているお店も多くて、作家さんとのおしゃべりも楽しみます。

道端にもギャラリーのように作品が展示されていました。

特にお気に入りは、陶芸の丘周辺のエリア。個人で作陶している方のテントが多くて、個性豊かな作品がたくさんあるので、見て回るのがとても楽しいです。

「陶芸の丘」の様子。テントのお店が並んで、作品を楽しみながら歩きます。

陶芸の丘を越えて、益子陶芸美術館を横目に、益子焼窯元共販センター横を通って、目抜き通りを駅訪問に向かいました。お店やテントを巡ったり、美味しいパン屋さんに立ち寄ったりしました。駅に向かう途中のカフェで、鉄道の時刻表を調べながらひと休み。

「益子焼窯元共販センター」を見下ろすカエルの像。ユーモラスでカワイイ!
メインストリート沿いのショーウインドウに並ぶカップたち。
お気に入りのベーカリー「THE STANDARD BAKERS」

駅で少し鉄道を少し待ってから、北山駅へ。

真岡鐵道は単線。線路が1本って、なかなか見ないですね。日がかなり傾いてきました。

停めてあった車に乗り換えて、東京に戻りました。

帰りの道中。ナビの誘導によって、どうやら高速で事故があったらしく、一般道中心で。

まとめ

今回も素敵な作家さんや作品に出会うことが出来ました。

今回の教訓は、益子陶器市の人気を甘くみてはいけないということ。会期が短く天気も良いとかなりの混雑になるので、あらかじめ混雑状況を予想して、早め早めの行動予定を立てておくのがポイントだと感じました。そうすれば、陶器市がもっと楽しめるはず。

次回は、早すぎるくらい早く会場に来て、車の中で待機するつもりで予定を立てたいと思います。でもこういうのって、なかなか読めないんですよね。う~ん、難しい・・・

陶器市が盛り上がっていることは、うつわ好きとしてはとても嬉しいこと!これからの益子陶器市に期待しちゃいます。

今回入手したうつわは、これからショップの方で紹介する予定です。ぜひご覧ください。

よろしくお願いいたします。

それではまた。。。

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