関西骨董市初体験!『Vintage Market 万博 蚤の市 』その2


関西骨董市初体験!『Vintage Market 万博 蚤の市 』その2

万博記念公園で開催された「Vintage Market 万博 蚤の市 2025春」レポートの二日目です。

今回宿泊したホテルは、大阪市内の中之島にあるホテルだったのですが、初日の夜にホテルに向かうと、付近で警察が検問をしていました。それを横目にホテルの駐車場入り口の車路を入ると、再び警察の検問が。。。

なんでこんなに厳重に警備しているんだろうと不思議に思って、ホテルのロビーでホテルの方に尋ねたら、「ほら、あれですよ。」と言うので、「偉い方でも宿泊してるんですか?」と聞いたら、「一番上の方が宿泊されています。」と天井を指差して言うので、なんのことかと思ったら。。。

そう言えば、13日から大阪万博が開幕する関係かな?と思って、ハタと気づいて、「もしかして天皇が?」と聞いたら、嬉しそうに頷いてきました。「えぇ~~~!?」とビックリ!

そうなんです!同じホテルの同じ建物に泊まりました!

確かに、ホテル入り口は検問しているし、ホテル内部も警察の方の姿があちこちにあって、なんとなく物々しい雰囲気。宿泊客の姿も少なくとても静かでした。

もちろん特に変わったことはありませんでしたよ。でも、私たちは日本で一番安全なホテルに泊まっていたようです。(笑)

開催概要

開催期間:2025年4月11日(金)~4月13日(日)

会場:万博記念公園 東の広場(大阪府吹田市千里万博公園)

時間:9:30~16:30(入場券販売は16:00まで)

入場料:前売り券700円、当日券1,000円(小学生以下無料)

初日は晴天に恵まれましたが、二日目も最高のお天気です。

二日目は、会場の「東の広場」に最も近い「東駐車場」に車を停めて会場へ。初日より、かなり短時間で駐車場から会場に到着しました。

会場レポート(二日目)

会場を回っていきます。写真や動画を中心にご紹介します。

園内マップ(万博記念公園HPより)

万博記念公園 各種パンフレット

東駐車場から会場に向かいます。「東口駅前駅」を出発した大阪モノレールが見えています。

初日と同じ入り口から入って、会場を回ります。
マップの緑色のお店の雑貨のお店を中心に見て回りました。会場の中央付近に集まっているので割と見やすかったです。

Vintage Market-万博 蚤の市

最初に目に入ったのが、シルバーなどのカトラリーのお店。
キッチンカーは沢山来ているのですが、早くも行列が。早めのランチをしました。
本格的なピザ窯を搭載しているキッチンカーを発見!ピザが本格的で美味しそうでした。
大人気だったボタンのお店。いろいろなボタンがありました。
いろいろな商品が並ぶ雑貨屋さん。
「旅する雑貨屋さん」いろいろな国を巡って商品を買い付けているそうです。パワフルですね!
熱気が伝わってくる会場風景。水牛の角などもあって、ビックリしました。

万博公園を散策

会場内の面白そうなお店は大体回れたので、もともと行きたいと思っていた「大阪日本民藝館」に向かうことにしました。園内にはあるのですが、公園自体がとても広くてどう行けばいいか、途方に暮れてしまいました。

仕方ないので、少し遠回りかもしれないのですが、「夢の池」を迂回して「お祭り広場」を経由していくことにしました。その途中の風景がとても印象的でした。子供たちが遊べる遊具、ものづくりのイベントなどがあって、家族連れが数多く訪れていてとても賑わっていました。

東広場から大阪日本民藝館までこんな感じで歩きました。かなりの距離でした(笑)
「お祭り広場」から見た「太陽の塔」の裏側。裏側もかなりカッコイイです!
「下の広場」の様子。子供たちがいろんな遊具で遊んでいました。楽しそう!

東京にはこんな場所はなかなかないので、大阪の人たちは恵まれているなぁと感じました。万博のレガシーをしっかりと活用して使いこなしている、そんな印象です。いいですね~😊

「お祭り広場」の巨大なトラス。1970年の日本万国博覧会(大阪万博)で、中心施設だった「お祭り広場」には、幅108m、長さ292mのトラスの大屋根が、地上30mの高さにかけられました。その一部が「お祭り広場」のシンボルとして残されています。
大阪日本民芸館のポスター。かなり年季が入っています(笑)

大阪日本民芸館

大阪日本民芸館は、1970年に日本万国博覧会のパビリオンとして建設されて、万博終了後に「民藝運動」の西の拠点として、1971年に開館しました。初代館長は、陶芸家の濱田庄司。二代目館長は、工業デザイナーの柳宗理で、2011年に退任しています。

大阪日本民芸館

「お祭り広場」を出て北に歩き、黒川紀章設計の国立民俗学博物館の横の階段を上がって、「平和のばら園」を抜けると、大阪日本民藝館が見えてきます。水平の軒線ラインとブラックの外壁が印象的な建物です。

エントランスホールはショップを兼ねていて、温かい色調の気持ち良い空間です。建物のプランは三角形で、中央の中庭を囲むかたちになっています。エントランスを入ると反時計回りの動線で展示室を回っていきます。展示室内は撮影禁止なので写真はありませんが、どの展示室も落ち着いた雰囲気で民藝の名品が鑑賞できる素晴らしい環境でした。

ミュージアムショップを兼ねたエントランスロビー。暖色系の温かい印象の空間でした。
施設中央にある中庭。「太陽の塔」がちょっと見えていました。

大阪日本民芸館を出てから、東駐車場に戻るまで一苦労。東駐車場に行くルートがよく分からず、公園の管理をしている方に教えて頂いて、「日本庭園」の中を通ってなんとか戻ることができました。公園がとても広いので迷いやすくて、どこまでが公園内でどこからが公園外なのか分かりづらかったです。

東駐車場に戻るには、いったん「日本庭園」に入って、庭園内から回転扉がある出口から出ていく必要がありました。

中華そば うえまち

夕食は大阪市内に戻って、人気の中華そばのお店「中華そば うえまち」に行くことにしました。

夜の部は18:00からなので、間に合うように頑張りました。おかげで5組目くらいで入れました。私たちが入った後に、どんどん人が来て行列になっていました。

「中華そば うえまち」行列が絶えない名店です。

定番の「中華そば(醤油)」を注文。

白いうつわにシンプルなラーメンが。ストレートの自家製麺で、つるつると喉越しが最高でした。柔らかいチャーシュー2種、メンマと青ネギが載っています。コクがあるすっきりとしたスープは深い味わいがありました。

中華そば(醤油)シンプルながら味わい深いラーメンでした。

まとめ

二日目のレポートはこんな感じです。私たちは翌日にホテルを出て東京に帰ったのですが、天候が悪く「Vintage Market 2025 万博 蚤の市」の三日目は、中止となってしまったようです。私たちは、ギリギリセーフでした。

今回のレポートには書きませんでしたが、イベントの前後に大阪の雑貨や骨董のお店にもいろいろ行ってみました。その上での感想ですが、関西は骨董リテラシーが高いというか、骨董に興味を持っているお店やお客さんが多いと思いました。やはり日本の歴史は、大阪や京都が長く国の中心だったので、文化度も高く、優れた骨董が多いのかも知れません。大阪より西の九州にも豊かな骨董の文化が根付いているように感じます。

これからも日本の各地を訪ねて、日本各地の文化や歴史、うつわや雑貨や骨董の品について学びたいと思っています。最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた。。。


関西骨董市初体験!『Vintage Market 万博 蚤の市 』その1

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